【9割が失敗する】未経験転職の落とし穴

「営業未経験でIT業界の企画営業に挑戦したい！」
「事業会社のマーケティング職に未経験で挑戦したい！」
「キラキラした人事や広報の仕事に就きたい！」

こういった希望を持つ方は少なくありませんが、実は多くの方がこのような転職で失敗しています。特に25歳を過ぎると、未経験からの転職は一気に難易度が上がります。もちろん未経験者を募集している企業は存在しますが、その場合、企業が求めるポテンシャルが非常に高いか、未経験者でも応募が少ない企業、または大量採用・大量離職の傾向がある企業が多いのが現状です。

1. 職種を正しく理解する

転職を考える際に重要なのは、その職種を正しく理解することです。例えば、「営業が嫌だから広報職に転職したい」と考える方もいますが、広報職も営業と同様に泥臭い部分が多く、強い営業意識と目標達成意欲が求められます。広報職では、自社やサービスの知名度を上げるために、メディアに取り上げてもらう方法を試行錯誤し、プレスリリースやコンテンツを作成しながら、メディア関係者との積極的な交流が必要です。

「静かにコツコツと仕事をしたい」 というタイプの方よりも、「積極的に社内外の人とコミュニケーションをとり、成果を追求したい」 というタイプの方が向いている職種です。楽な仕事など存在しません。まずは、職種を正しく理解し、自身のキャリアに合っているかを慎重に考えましょう。

2. ステップを踏む思考を持つ

未経験でいきなり希望の職種に挑戦するのは難しいことが多いです。その場合、ワンステップ踏んでから狙っている職種にキャリアアップする考え方が有効です。例えば、事業会社のマーケティング職に未経験で挑戦したい場合は、まずマーケティングをコンサルする会社や広告代理店で経験を積むとよいでしょう。同様に、人事を目指す場合は、採用コンサルや人材関連の企業で経験を積むのも一つの方法です。